
マテ茶とは
パタゴニアの朝はマテ茶からはじまります。
マテ茶を容器の半分から3/4程度たっぷりと入れて、80度くらいのすこし冷めたお湯を容器いっぱいに入れて、金属製ストローのボンビージャで飲みます。 決して熱湯をいれてはいけません。
ミントなど、ハーブを追加して飲むこともあります。
マテの飲み方には作法があります。 マスターがまずマテ茶をたてて味見しながら飲みます。
お湯をいっぱいに注いでまず右隣のひとにわたして、飲み干したらまたマスターに返します。
マスターが再びお湯を注いで右隣の右側のひとに。 こうやって、時計と反対回りにマテを飲みまわしていきます。
マテ茶にはビタミンやミネラルが非常に多く飲むサラダとも言われ、野菜が取れない地域では特に栄養補給的な意味合いもあります。

マテ(ひょうたんでつくったマテ茶容器)
マテとはヒョウタンの意味。ヒョウタンを加工して使います。
ヒョウタンは、日本ではお酒の携帯用に古くから使われていますが、マテ茶を入れる場合は、かびないように、使う前に処理が必要です。
マテを使う前の処理
マテ茶の葉をたっぷり入れて、40度のお酒でひたひたにひたして、2日ほど置いておきます。

マテとボンビージャ
ボンビージャの長さは、容器にあわせて選びます。このマテは小さ目なので、14センチ強のボンビージャをあわせて使っています。
マテ茶は、お湯を注いだら飲み干して次のひとに回すためにマスターに戻します。それを繰り返します。そのため、容器は小さ目で十分なのです。

マテ茶の容器。ヒョウタン製の他、ステンレス製、木製、樹脂製など多様
マテとは、現地ではヒョウタンを意味します。そのため容器は、ヒョウタン製のものが古くから使われているものの、木製のもの、この写真のような金属製や樹脂製のものなど多様な材質の容器が売られています。

お湯を注いだ状態
お湯を目いっぱい注ぎます。

マテとマテ茶と鉄瓶
マテ茶は茶葉を容器の1/2から3/4程度とたっぷりいれます。

ドライブ用の樹脂製マテ
ボンビージャがマテの容器にはさめるので乗車しながら飲むのに便利です。
マテ茶の研究 (大阪市立大学 湯浅勲特任教授による研究)
マテ茶に含まれるポリフェノールの総量は、ポリフェノールが多く含まれることで知られている緑茶や赤ワインよりも多いとのこと。マテ茶のみましょう。ただし、80度くらいのすこしさましたお湯で。
抗肥満効果 抗酸化作用、抗動脈硬化作用 糖尿病に対する作用 記憶障害に対する作用 ガン性に関する動物レベル研究ではマテ茶抽出物にガン抑制作用 とのことです。
参考URL:http://www.matecha-kyokai.jp/study.html#question
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