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パタゴニア
(Patagonia) - 南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域の総称。アルゼンチンとチリの両国に跨る。
1520年、フェルディナンド・マゼランが、この付近に住んでいた先住民を見て、「パタゴン」(patagon)族と命名した。「パタ」(Pata)はスペイン・ポルトガル語の「足」であるが、「ゴン」の意味は不明である。大足パタゴン族の住む土地ということからパタゴニアという名がついた。
パタゴン族は実際に足が大きかったのではなく、グアナコの毛皮でつくったブーツを履いていたので、大きく見えたというのが現在の通説であるが、実際のパタゴン族の目撃者は彼らを巨人だと報告しているが特に足の大きさに言及しているわけではなく、パタゴンの由来には他に諸説がある。
年間を通して低温、風が強い。この風の強さがパタゴニアの代名詞とも言われている。最大風速が60m/sを超えることも珍しいことではない(人間は40m/sを超えると飛ばされることもある)。イギリスの探検家、エリック・シプトンはこの地を嵐の大地と呼んだ。
南西からの強い偏西風がアンデス山脈にぶつかり、チリ側は比較的雨が多い。一方、アルゼンチン側は偏西風がアンデス山脈で途切れるため乾燥が激しく半砂漠となっている。
地形はアンデス山脈を境にアルゼンチン側とチリ側で大きく異なる。チリ側は、氷河期時代に形成された氷河が造成した、大規模なフィヨルドが広がる。
パタゴニアの氷河は、温暖氷河に属する。アンデス山脈に降る多量の雨により涵養される。非常に速く氷河が循環することで知られている。夏と冬で移動速度は当然異なるが、平均年間に100mから200m移動するといわれている。ペリトモレノ氷河を始めとして、氷河の崩落を観察しやすいのも、この氷河の入れ替わりの速さのおかげでもある。
(Wikipediaより)
日本から南米チリ・サンチアゴ(SCL)を経由してパタゴニア行く
パタゴニアは、東京からは地球の真裏になるので、様々な航路があります。チリ、サンチアゴを経由してパタゴニアの観光拠点であるナタレスへ行く方法も種々ありますが、チリのサンチアゴを経由して空路を利用して行く方法があります。
チリ サンチアゴ(SCL)への行き方
最安航空会社を選ぶのは、Expediaは要チェックですが、実際には各航空会社のホームページから申し込むのが座席指定や変更もオンラインできるのでおすすめです。エアカナダなら羽田からも。日程により値段が大幅に異なるので、最初に安い航空券を購入してから計画を立てるとよいです。
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キャンセルは24時間以内なら無料。それ以降は3万円(通常のチケットの場合) - (東京・サンチアゴ往復)エールフランス パリ経由1回乗り換え 現在の最安値往復17万円 パリ経由1回乗り換え 現在の最安値往復16万円程度
- (東京・サンチアゴ往復)アメリカン航空・デルタ航空 ダラス等で1回乗り換え 最短で行けるが手荷物検査に時間 ESTA(電子渡航認証)があらかじめ必要 現在の最安値往復14万円程度
エアカナダを利用する北極回りは、トロントへ向かう途中は深夜になるので飛行機からオーロラが見える場合があります。
トロントからサンチアゴへ向かう途中で見た円形の虹
サンチアゴからアレナスへの行き方
サンチアゴから、パタゴニアのチリ側最北のプエルトモント(ポルトモン)を経由してマゼラン海峡のプエルトアレナスへLAN航空を利用して行きます。
※ポルトモンからアルゼンチン・チリをふくめた南の広域エリアをパタゴニアと呼んでいます。
- (サンチアゴ・アレナス往復)LAN航空。日本で予約すると10万円と非常に高いが現地で購入すると安ければ35000円程度。ただし満席ではやくから予約しないとなかなかチケットが手に入らない。アレナスから、南極へ飛ぶ航路もある。
- (アレナス・ナタレス往復)片道、高速バスで3時間。延々と平原を走る。
※ナタレスの物価は観光の拠点だけあって日本とあまり変わらず非常に高い。アルゼンチンまで買い出しに行くほど。
1チリペソ =0.193122323 円(2015/02/22現在)
1円は約5ペソ
チリは北から南までの総延長は約4,630km 日本と比べてもいかに南北に長いか。(地図参照)
パタゴニアでは英語は通じないので注意。チリの公用語はスペイン語。
3ヵ月以内の観光目的の滞在ならビザは不要。サンチアゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港に到着後は並んで混雑しているVISAコーナーを素通りしてすぐに入国します。
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