2008.11.11, 第2回SOHO代表者会議が東京・竹橋の安田コミュニティプラザにて開催され全国から20名あまりのSOHO代表者が出席し会議が開催,続いてちよだプラットフォームスクエアにて,SOHO AWARDS 2008が開催されました。
SOHO代表者では,財団法人日本SOHO協会が立ち上げた「OSS JAPAN」を紹介。オープンソースを紹介しました。
オープンソースは日本のSOHOのビジネスチャンスを 大きく広げ得る,非常に重要な要素です。 わたし自身,2004年からOSSのGeeklogでビジネスを 展開しており,新潟・大阪に点在するスタッフと いっしょに,おなじくOSSのSNSであるMyNETSや OpenPNEをグループウェアとして利用して, 仕事をすすめており,会社のホームページは もちろんGeeklogです。 社内の人材だけでなく,Ivy SOHOの全国8000人, Geeklogの全国1000人あまりのネットワークを 活用して業務委託も行っており,発注先も,もちろん SOHOであり,ネット環境があって,能力,人格が 問題なければどなたでも受注できるしくみです。 人格の判断は,SNSでの継続した日記や各種書き込み, ネットでの人間関係などでも判断しています。 メールだけでなく,SNSを活用することで非常に そのあたり,助かっています。
そのようにSOHOにとって非常に有益なオープンソースで あるにもかかわらず,日本ではなかなかおもうように ひろがっていません。 OpenOffice.orgはすぐにでも利用していただきたいですし, Firefoxは非常に使いやすいです。メーラのThunderbirdも 非常に良いです。
日本の大学教育において, 理系人材は大学でスポイルされて,社会に送り出され, 低い評価しかもらえていません。大学院まで,彼らは 一生懸命理系の教育ばかりを受けて社会的な教育が 十分ではないからだと思われますが… (それは大学の責任だけではないのはもちろんです)
論理的な思考能力は,高校生あたりまでで確立するのでは ないかと思われますが,数学が不得手な文系人材が 結局社会で高い位置についてしまい,理系人材を正当に 評価できなかったり,オープンソースのようなものも, 取り入れるだけのスキルを持たない人材が多いひとたちが トップにいることになり,さらに暗澹たる結果になっている ように思われてなりません。
IT関係の仕事をしていて,クライアントと論理的に仕事を進められないと, なげいている仲間の声をよく聞きます。
また,日本の企業はクローズドな傾向が強く, オープンマインドは,相いれません。 それが非常に阻害しているように思います。 一方,欧米の会社は早くからオープンソースとして 自社の製品を公開して展開していくことが多いです。
国の政策も関係しているようですが,日本の政策で まだそのような方向を打ち出しているものは, 残念ながら無いようです。 逆に,ひとつのオープンソースに肩入れして開発費を 何億も出しています。便利につかえるものは使って, オープンソース全体の成長は省みない,というような 傾向を感じます。
そのくせ日本発のオープンソースが無い(少ない)と嘆いていますが, 大学でまともなオープンソース教育もさせていないのですから 当然でしょう。
まず,大学教育の充実と,理系学生に文系就職枠の拡大と,無駄に大学院へ行かせず多角的教育をすること, 文科系学生にもオープンソースを含めた理系教育を 徹底させて底上げしていくしかないのでは ないかと思います。