転職組と生え抜きの違い
- 2006年11月30日(木) 14:23 JST
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- 投稿者:
- 今駒哲子
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コンピュータの技術系専門会社を4年勤めて大手の電機メーカーに転職して10年勤めましたが、転職組と生え抜きは明らかにその役割がちがうのにおどろいたものです。
転職組は、新しい血、改革の火元、即戦力を要求され、一切企業教育を転職組に対して行わず、電話の取り方、応対、日誌の書き方など、すべてみよう見真似でその会社に溶け込んで、一気にいろんな活動を広げました。研究部門との交流も多く、実際に研究部門で発表したり共同で製品を開発したり、それはおもしろい体験でした。
一方生え抜きは企業から教育を受けて企業のDNAを引き継ぎ、そして次の世代に受け渡す役割を見事に演じていたのには驚きでした。企業のDNAの受け継ぎは転職組は最初の企業からの教育や文化が染み込んでいるのでとても受け継げるものではありません。生え抜きの会社への忠誠心、会社の制度に盲従・・・。転職組は、制度の特異性をみつけてこれはおかしい、あれは変だと客観的に見ることができますが、生え抜きにはそれができないようです。
が、企業の商品への愛着といえば、生え抜きは結構「比較・研究のため」と称して結構ライバル他社の製品を購入していたのが印象的です。
それに対して転職組は、その会社の魅力に心底惹かれてかなりの努力をしたうえで入社しているわけで、愛社精神というよりその会社の製品を愛する気持ちは飛びぬけて高いように感じました。わたしも入社してからは一切ライバル他社の製品を購入せず、コンピュータからあらゆる家電まで自社製品を購入したものです。